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ポリシー

サステナビリティポリシー

気候変動により気温、雨量、季節、海流、風などの激変がもたらす気象現象は、日本のみならず世界中の生態系や暮らしを、経験したことのない速さで変え始めています。私たちはいまだ経験したことのない脅威にさらされています。加えて、資源不足、廃棄プラスチックをはじめとする素材や廃棄物問題といった世界的な課題は、持続可能な暮らしを「ライフスタイル」の変化なくして続けられない状況にしつつあります。
「旅」はいにしえより、人の心を謙虚にし、癒し、コミュニティを活性化させ、新しい発見を伴う冒険や、歴史を変える新しい気づきを私たちにもたらしてくれました。これから先も、人間の創造力とモチベーションが、この苦境においても、謙虚さと希望を持ち続け、自然環境や社会の持続維持に向けて、経済と持続可能な新しいライフスタイルを生み出せるよう、本投資法人は観光を通して貢献していくつもりでおります。
本投資法人のスポンサーである星野リゾートは長野県軽井沢において1904年に創業し、温泉掘削や水力発電所の設置などを通じて旅館機能を充実させ、多くの文化人が訪れる施設を運営するようになりました。1921年に始まった「芸術自由教育講習会」は当時の文化を牽引する場となって、避暑を楽しみ癒される習慣の始まりでもありました。また、星野温泉に日本野鳥の会の創立者中西悟堂が滞在した際、「今までは野鳥を食べていたが、これからは見て楽しむ時代になる」という当時としては衝撃的な発想を教えられたことを受け、隣接する野鳥の宝庫である国有林に生態系の保護活動を働きかけた結果、「国設 軽井沢野鳥の森」として指定され、現在もその環境は保たれています。
そうした思いは自然豊かな星野温泉跡地に2005年開業したラグジュアリーリゾート「星のや軽井沢」にも受け継がれ、自然への負荷を最小限に抑えるため、消費エネルギーを自給自足(EIMY)する活動を始めました。水力・地熱からの発電、温泉排湯の暖房利用、エネルギー保存のため工夫した建築、バイオマス利用リサイクルなどを進め、約70%のエネルギーの自給自足を達成しています。また動植物のレンジャーチームである「ピッキオ」が軽井沢の森の植物や生物と、人々の暮らしの境界線を作って生物多様性と生息地を護る活動をしています。
宿泊施設において顧客満足度を高く維持することは収益の最大化につながります。また、観光業は「地域とのつながり」が非常に強い業態ですが、星野リゾートの宿泊施設では地域の魅力を顧客に体験してもらうことも観光立国にとって重要なことだと考えています。同時にこれは地域貢献ともなり、環境の保全や社会への貢献という点において、地域の皆さんとの共存共栄を達成しています。本投資法人が掲げるESG戦略「CSV考慮の運用」はまさにこのことをさします。
具体的な目標としては3つの柱を作成しました。
  • 気候変動や大規模災害の低減を目的に保有施設の「環境建築化」を目指し、新築・改築・修繕の際には、エネルギー消費や温室効果ガス(GHG)排出、水消費、廃棄物量の削減等の環境負荷低減の実施・検討いたします。また、併せて再生可能エネルギーの導入検討も行い、レジリエンスの向上に努めます。
  • 「廃棄プラスチック」にみられる海洋マイクロプラスチックや陸上でのペットボトルなど使用を減らすため、プラスチックを可能な限り使用しないように努めます。こうした活動を通じてお客様にはライフスタイルへの良い影響を与えられる関係を、サプライヤーとは協働できる関係を構築していきたいと考えます。また、全てのオペレーターとはプラスチックに限らず廃棄物管理全般に関する協働やグリーンリース契約の締結を進めます。
  • 「観光と地域」は切ってもきれない間柄ですが、地域の特性を大切にしていきながらともに経済を回していくことを考えていきたいと思います。それには、業務を促進していく役職員の健康の増進のための定期健診をはじめとしたウェルネスも配慮した職場環境も整備していくことが必要です。
以上の内容を、本投資法人は、資産運用業務を受託する星野リゾート・アセットマネジメントを中心に、投資運用委員会、コンプライアンス委員会、取締役会等の意志決定機構で構築し、業務におけるリスク管理・コンプライアンスを徹底、コーポレート・ガバナンスの継続的な改善を行いつつ、全力で努めて参ります。
  • エネルギー消費削減目標:省エネ法に則り、中長期的に見て年平均1%のエネルギー消費原単位の低減を基本的な目標とする。
    GHG排出削減目標:中長期的に見て年平均1%の補正後スコープの規準に基づき排出原単位の低減を基本的な目標とする。
    中長期目標の期間については、いずれも5年間として設定する。

ESG委員会

本投資法人は運用会社内にESG委員会を組織化いたしました。サステナビリティの推進体制は委員会を中心にして、社会貢献と利益の両立を達成するCSVを創造し、ステークホルダーの皆様に期待いただけるよう努めてまいります。

「星のや軽井沢」約100年続く自然との共存思想

本投資法人の中核をなすオペレーターである星野リゾートは、2000年前半から「環境経営」を表明してきました。それは、自然環境や歴史と文化があってこそ旅は成立するという思想が創業時よりあったからです。

1914年 - 星野温泉旅館開業、1921年 - 芸術自由教育講習会開催 温泉掘削や水力発電の設置などを通じて旅館機能が充実し、多くの文化人が訪れるようになりました。1921年から始まった「芸術自由教育講習会」には、内村鑑三、島崎藤村、北原白秋などが集い、当時の文化を牽引する場となったのです。、1929年 - タービン水車による水力発電開始、1974年 - 国設 軽井沢野鳥の森として指定 星野温泉に中西悟堂氏が滞在し、「今までは野鳥を食べていたが、これからは見て楽しむ時代になる」と話し、さらに星野エリアと隣接する国有林を、世界的にも多種類が生息する野鳥の宝庫であると指摘。その意を受けて、中西悟堂とともに生態系の保護活動を働きかけた結果、全国で初めて国設の野鳥の森と指定されます。1914年 - 星野温泉旅館開業、1921年 - 芸術自由教育講習会開催 温泉掘削や水力発電の設置などを通じて旅館機能が充実し、多くの文化人が訪れるようになりました。1921年から始まった「芸術自由教育講習会」には、内村鑑三、島崎藤村、北原白秋などが集い、当時の文化を牽引する場となったのです。、1929年 - タービン水車による水力発電開始、1974年 - 国設 軽井沢野鳥の森として指定 星野温泉に中西悟堂氏が滞在し、「今までは野鳥を食べていたが、これからは見て楽しむ時代になる」と話し、さらに星野エリアと隣接する国有林を、世界的にも多種類が生息する野鳥の宝庫であると指摘。その意を受けて、中西悟堂とともに生態系の保護活動を働きかけた結果、全国で初めて国設の野鳥の森と指定されます。

星野リゾートの「環境経営」

自然環境との共生、そして顧客満足と事業収益を高いレベルで両立する運営ができるリゾートオペレーターを目指し持続可能な環境経営に取り組んでいます。

EIMY

星のや軽井沢を支えるエネルギーシステム、「EIMY=Energy In My Yard」。豊かな自然環境の上に成り立つリゾートとして、自然への負荷を最小限におさえるため、消費するエネルギーを自給自足できたならば、というシンプルな発想からうまれた水力発電と地熱利用による、エネルギー自給システムです。施設の中央を流れる川は、水力発電のためのダムの役割を果たしています。

EIMYで7割近くのエネルギーを自給自足。EIMYで7割近くのエネルギーを自給自足。

水力発電 - 川は心を和ます風景の一部でありながら、実は発電システムとなっている。ゴミを28種類に分別 - 正確に分別されているかを従業員が定期的にチェック、資源のリサイクルを推進。ヒートポンプ - 温泉のために引いてきたお湯の排湯や地中熱を利用してさらなる自然エネルギーを生み出す仕組み。風楼 - 客室の屋根に取り付けられた小屋根は「天然のエアコン」としての機能を持つ。水力発電 - 川は心を和ます風景の一部でありながら、実は発電システムとなっている。ゴミを28種類に分別 - 正確に分別されているかを従業員が定期的にチェック、資源のリサイクルを推進。ヒートポンプ - 温泉のために引いてきたお湯の排湯や地中熱を利用してさらなる自然エネルギーを生み出す仕組み。風楼 - 客室の屋根に取り付けられた小屋根は「天然のエアコン」としての機能を持つ。

エコツーリズムのあり方

軽井沢の自然を愛した先人たちの思いを継ぎ、生態系を保全し未来に残すために、1992年に誕生した「ピッキオ(注)」が、活動の幅を広げエコツーリズムを展開しています。

  • イタリア語でキツツキを意味し、「森と森に生きる動植物を未来に残していきたい」と強く願っている星野リゾートのグループ会社です。

環境教育、野生生物・保護管理、エコツーリズムサポート、エコツアー環境教育、野生生物・保護管理、エコツーリズムサポート、エコツアー