サステナブルファイナンス
サステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワークの概要
本投資法人は、サステナビリティ・リンク・ボンド原則をはじめとする各種原則及びガイドラインに適合したサステナビリティ・リンク・ファイナンスを実施するための基本方針として、サステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワークを策定いたしました。本投資法人は、本フレームワークに基づいたサステナビリティ・リンク・ファイナンスの実行を通じて、本投資法人の持続可能性を高め、投資主価値を最大化することに努めてまいります。
サステナビリティ・リンク・ローン(以下「SLL」といいます。)とは、借り手が野心的なサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下「SPT」といいます。)を達成することを奨励するローンです。
本投資法人および本資産運用会社は、スポンサーである株式会社星野リゾートが創業以来貫いてきた環境配慮の理念を継承し、保有施設の運営においても環境負荷の低減と社会的価値の創出に取り組んでまいりました。
こうした背景のもと、本フレームワークに基づき発行するSLLにおいて、以下の通り重要目標達成指標(以下「KPI」といいます。)及びSPTを設定しました。
この表は左右にスクロールできます。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| KPI | 環境認証取得割合(取得価格ベース)※ |
| SPT | 2030年度 環境認証取得物件割合 50%(取得価格ベース) |
※2025年5月1日時点のグリーンファイナンス・フレームワークにおけるグリーン適格資産(注1)、サステナビリティファイナンス・フレームワークにおけるサステナビリティ適格資産(注2)を環境認証取得資産と定義します。
上記KPI及びSPTは本投資法人の事業運営にとって高い戦略的意義を有しており、野心的な目標設定である旨、第三者機関であるJCRから第三者意見書を取得しています。
【JCR サステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワーク第三者意見書】
-
「グリーンファイナンス・フレームワークの概要」の「2.適格クライテリアの(1)または(2)」を満たす資産をいいます。
【グリーンファイナンス・フレームワークの概要】 -
「サステナビリティファイナンス・フレームワークの概要」における「3.適格クライテリア」の「ソーシャル適格クライテリア」及び「グリーン適格クライテリアの(1)または(2)」を満たす資産をいいます。
【サステナビリティファイナンス・フレームワークの概要】
サステナビリティ・リンク・ローン借入実績(2025年11月4日時点)
| 実行日 | 借入銀行 | 契約番号 | 借入金額 | 期間 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年10月31日 | 株式会社三菱UFJ銀行 株式会社三井住友銀行 |
0154-A | 970百万円 | 7.5年 |
| 2025年10月31日 | 株式会社日本政策投資銀行 | 0154-B | 500百万円 | 7.5年 |
| 2025年10月31日 | 株式会社みずほ銀行 | B-002 | 100百万円 | 8.0年 |
| 2025年11月4日 | 株式会社三菱UFJ銀行 株式会社三井住友銀行 |
0158-A | 1,500百万円 | 8.0年 |
| 2025年11月4日 | 株式会社日本政策投資銀行 | 0158-B | 900百万円 | 8.0年 |
| 2025年11月4日 | 株式会社みずほ銀行 | 0158-C | 600百万円 | 8.0年 |
レポーティング
KPIの実績値および達成状況については、2026年3月実績値より、独立した第三者機関より数値について検証を受けた後、開示予定です。
